長野県が誇る偉人

水野 和敏さん(58) 旧戸倉町出身
「ミスターGT-R。すべてを任せる」。2003年12月、カルロス・
ゴーン社長から〝全権委任〟を受けて『NISSAN GT-R』を
開発した。
(中略)
「ものづくりがしたい」と長野工業高等専門学校(長野市)に進学。
3年生になると自動車部を創設して小型レーシングカーをつくり、
レースを始めた。
就職は自動車会社を希望。「レースに力を入れていると感じた
日産」を選んだ。だが、設計1つとっても担当分野が細分化されて
いた自動車会社はつまらなかった。4年後販売会社へ出向した。
しかしこれが、車づくりを支える原点となった。
セールスマンとして接客を重ねるうちに「車はつくり手ではなく、
お客さんのための物」という当たり前のことに気が付いた。
1年後、本社の設計部門に復帰。セドリックターボ。サニーや
ブルーバードのFF化。初代プリメーラ。数々の人気車を設計した。
(中略)
高級旅館に代表される「おもてなし」の心と、生活の中で最高の
物をつくる「匠」の技術。GT-Rにはそれを生かしたという。
「向上心と改革心がある県民性。物事を理論的に考えられる底力
を持っている」。自らにも信州人の気質が生きていると感じている。
だが、近ごろの故郷・長野県は「なんか活力がなくて寂しい」。
「人に押し付けるのではなく、理論を分かりやすく相手に伝えて、
共感を得る努力こそが今、大事なのではないか」と強調した。
2010年5月23日(日)信濃毎日新聞『始発駅 信州よ』抜粋
GT-Rに生かされた「おもてなし」の心、最高の物をつくる「匠」
の技術。
私たちの仕事にも繋がるものがある。
多くのお客様に喜んでいただき、長野日産の輪を広げて行く。
そして・・・
「近ごろ、故郷・長野県に活力が戻ってきた」と水野さんに言ってもらいたい。












